
出産を控えたママさんたちを悩ませる、施設選びの意外な落とし穴
赤ちゃんを迎えるための出産施設を選ぶ際のポイントは、人それぞれ。
理想とする出産方法や設備にこだわりたい方や、実家のある地方での里帰り出産に向けた病院選び、はたまた初めての妊娠で何から調べればいいのか分からない方など、意外と悩まれているママさんも多いようです。
そこで今回、すでに出産を経験された全国のママさんたちにアンケートを実施。自身が経験した施設選びにおいて感じたことや、「こうすればよかった」という反省点について教えてもらいました。
出産して分かった、施設選びの“こうすればよかった”
輩ママたちにアンケートを行ったところ、里帰り出産の意外な事実や、事前にもっと細かく調べておけばよかったなど、さまざまな反省点が浮き彫りとなる結果に。
また、インターネットやSNSが発展した昨今、出産施設について以前よりも調べやすくなった反面、多くの情報が溢れ、そのなかから自身に必要な情報を取捨選択するのが一苦労といったケースもあるようです。
ここでは、数あるアンケートのなかから一部をピックアップしてご紹介します。
「双子かつ里帰り出産のため、好きな病院を選ぶことができませんでした。特に大きな問題はなかったのですが、施設の詳細について、もっと詳しく調べておけばよかったです。(kakoさん/奈良県)」
「実家近くでの出産を予定し、実家近くの大きな病院を選びました。個人病院の方が親身になってもらえたかもしれません(なつみさん/東京都)」
「総合病院希望で、各病院の特色など見比べるものがなく、初出産時は不安でした。「出産なび」なら比較できて便利ですね!(岩淵久美子さん/宮城県)」
「部屋や産後のカンガルーケア、母子同室の制度などを重視して調べたのですが、それぞれの病院のサイトを見比べるのが大変でした。(たなか ゆいさん/千葉県)」
「金額が他と比べて特別高くないか、もっと調べておけばよかったです。また、公式ホームページが見にくく、かなり時間がかかりました(飯塚真悠子さん/東京都)」
「当時は引越し直後で初産ということもあり何もわからない状態でした。今思うと、無痛分娩のスタイルや実績、施設の設備や予算感など、事前に細かく気にするポイントが多くあります。(ゆうなさん/福岡県)」
「里帰り出産の場合、何週までに一度は検診に行かないと受け入れてもらえない等の条件があり、予定よりも帰省を早める必要がありました(かねしげさん/東京都)」
こうした出産施設選びにおける、さまざまな不安や悩みを解決するためのウェブサービスをご存知ですか? それが、厚生労働省が運営する「出産なび」です。
【まとめ】出産施設選びを、一括してサポート

「出産なび」は、全国にある2000以上の出産施設についての詳細な情報を検索・確認できる便利なサービスです。
自宅の近くはもちろん、里帰り出産に向けた各地の出産施設を地図から探すことができるほかに、各施設の産科医の人数や年間の分娩取扱件数などの基本情報が掲載されています。
ほかにも、分娩室の設備や立ち会い分娩の実施状況、産後のサポート体制、分娩費用の目安などの情報を網羅。 次の記事では、専門家の先生の意見をもとに、出産施設を探す際に知っておきたい知識や出産施設選びのポイントなどをご紹介します。
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