食後のリラックスに欠かせないコーヒー。ただし、妊娠中にカフェインを摂りすぎると胎児の発育を阻害する場合も。上限量の目安をチェックしましょう。

岡本正子先生
岡本正子先生
管理栄養士/国際薬膳師

胎児の発育を阻害する作用も

気持ちを落ち着かせる効果をもたらす一方で血管を収縮させる作用も持つカフェイン。妊娠中にカフェインを大量に摂取すると、胎盤を通過しお腹の赤ちゃんに移行。鉄分やカルシウムなど栄養素の吸収を阻害することから、流産や低出生体重児などのリスクが高まると言われています。そのため、英国など海外では妊婦のカフェイン摂取量について上限を設けているところもあります。

1日2杯程度のコーヒーならOK

けれど、これはあくまで大量に飲んだときの話。妊娠中でも節度を守って楽しむ分には心配ありません。日本では特に基準値を設けていませんが、概ね1日150~200㎎、コーヒー2杯位を摂取上限目安にするのが良いでしょう。最近は、カフェインレスやノンカフェインの飲み物にもいろいろな種類があるので、普段とは違う飲み物に挑戦してみてはいかがでしょう?なお、眠気覚ましのドリンクや飴、エナジードリンク、カカオ含有量が高いチョコレートにもカフェインが多く含まれているので注意を。