日本大学医学部 小児科 准教授 岡橋 彩

実は繊細な赤ちゃんの肌 洗浄と保湿はしっかりと
赤ちゃんの肌は、実はとても薄くデリケート。肌のバリア機能が未熟で乾燥や炎症を起こしやすいのが特徴です。特に生後 2カ月頃までは皮脂が多く、頭や顔に赤いブツブツやベタベタした、かさぶたのようなものができる「乳児脂漏性皮膚炎」になりがち。よく洗ううちに自然と治ることもありますが、ジュクジュクと悪化したら小児科を受診しましょう。
スキンケアの基本は洗浄と保湿。ベビー石けんの泡でやさしく洗い、タオルで水分を押さえるように身体を拭いたら保湿ケアを習慣にしましょう。
おむつかぶれを防ぐには?
おむつの中は高温多湿 濡れたらこまめに交換を
生後3カ月頃になると皮脂の分泌は落ち着くものの、あせもやおむつかぶれのトラブルは続きます。おむつかぶれとは、おむつが当たっている部分が赤くなり湿疹ができたり、表皮がむけたりした状態。おしっこやうんちに触れる刺激や、濡れたおむつでお尻が蒸れることで起こります。たとえおしっこを数回分吸収できるおむつでも、濡れていることに気づいたらこまめに交換しましょう。
こびりついたうんちはシャワーや座浴ですっきり
うんちのついたおむつを交換するときは、おしりをゴシゴシこすらず、やさしく拭き取るようにしてください。こびりついた汚れは、小型のシャワーボトルやシャワーで洗い流すか、洗面器にお湯をためてお尻をつける座浴をするのがおすすめ。下痢をしているときもかぶれやすいので注意を。その後、新しいおむつをつける前におしりを乾かして、ワセリンを塗ると、おむつかぶれの予防になります。

