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妊娠高血圧症候群 妊婦健診を受け、血圧の管理を

妊娠高血圧症候群

※自宅で測る「家庭血圧」が135/85mmHgを越えたら要注意。もし160/110mmHgを越えるようならすぐにかかりつけ医に連絡を。

  • 妊娠中の代表的合併症。重症化すると母子に危険が及びます
  • 頭痛などが主な症状ですが、自覚症状がないことも
  • 根本的な改善はお産のみ。健診で早期発見と重症化予防を

妊娠中の高血圧 高血圧家系の人は特に注意 

妊娠高血圧症候群(HDP)は、何らかの原因によって妊娠中、産後12週までの間に高血圧(表参照)がみられる状態を指します。3%程度の妊婦さんにみられ、妊娠34週以前に発症すると胎児への影響が強く、重症化しやすい傾向があります。
高血圧が唯一の症状のように思われがちですが、肝機能や腎機能の障害、胎児の発育不全といった重い合併症を伴うことがある全身性の病気です。母子ともに危険な状態になる可能性もあります。肥満、高齢妊娠、多胎妊娠、高血圧や腎臓に持病がある人、家族(特に母親)に高血圧の症状がある人は発症のリスクが高まるため、特に注意が必要です。

自覚症状がないことも お産だけが唯一の改善方法

主な自覚症状は、急なむくみ(浮腫)、頭痛、目がチカチカする(眼華閃発)、めまい、胃の痛みなどです。しかし、自覚症状がないまま進行することも少なくありません。そのため、妊婦健診や自宅での血圧測定や尿検査(蛋白尿の確認)が早期発見のために非常に重要になります。
治療法ですが、根本的に治す方法はありません。安静と食事療法による体重管理や塩分の摂り過ぎ防止、薬(降圧薬など)で血圧をコントロールし、症状の悪化を防ぎながら、胎児の状態とお産に適した時期を見極める「管理」が中心となります。お産(妊娠を終了すること)が、病気を改善する唯一の方法です。

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